保険視点からみた無灯火運転のリスク
長く続いた暑さも落ち着き、ちょっとずつ秋の気配を感じます。
そういえば、日が落ちるのもだいぶ早くなりましたよね!
日が落ちるといえば、皆さんは自動車を夜間に運転するとき、ヘッドライトは点灯していますか?
私は普段車をよく運転するのですが、最近日が落ちても無灯火運転する自動車を多く見かける気がします。
無灯火状態で事故を起こしてしまった場合、それだけで過失割合が発生するのはご存じでしょうか。
無灯火運転中だった場合は10%ほどの不利になります。
これだけきけば大したことなさそうですが、例えば45:55の事故でこちらが被害側になったとしても、55:45になって加害側になってしまうことがあります。
「な~んだ。どちらにせよ保険使えば良いだけじゃないか。」
と思うかもしれませんが、相手側(被害側)が人身扱いの事故と判断すると、免許停止などの措置を被る可能性が浮上します。
また、90:10の事故でこちらが加害側になったとしても、100:0になってしまうことがあります。
通常、100:0の事故は被害側の修理中の代車費用を全額賠償となるため、修理費が小さな事故でも、代車費用が莫大で保険を使わざるを得なくなることも起きえます。
これ、けっこうなリスクだと思いませんか???
また、これは自動車だけでなく自転車も同様ですので、無灯火運転はしないよう心掛けたいところです。
札幌手稲店
茅野