定山和尚と定山渓温泉

寒くなり温かい温泉に浸かりたくなる季節になりました。
さて皆さんご存じの有名な定山渓温泉にまつわるお話です。
居酒屋のおやじさんが言いました。
定山和尚は小樽の朝里に住んでいた女性と恋に落ち駆け落ちして定山渓温泉を発見した。
そしてその時歩いた道が今の朝里峠である・・・・・・・・ん????ほんと??
実は違います(笑)
美泉定山は1853年(嘉永6年)に蝦夷地に渡り、1866年(慶応2年)に小樽市張碓(はりうす)から2人のアイヌの方の先導のもと内陸に入り温泉を発見した。
この確認された源泉が現在の札幌市南区の定山渓温泉であり、後に湯治場を設けた。
この源泉については付近のアイヌの方々が存在を知っており定山を同地に案内した。
そして、小樽と定山渓を結ぶ陸路の整備は、石狩川と豊平川を介する水上交通におされながら、1907年(明治40年)に函館から札幌へ至る旧国道42号の一部区間を小樽経由に変更、現・国道5号のルートがつく。
1932年(昭和7年)には北海道道が朝里川温泉と定山渓を結び片道1時間半ほどに縮まった。
これが真実のようです。
でも、おやじさんが言っていた話の方が微笑ましいですよね。

 

札幌手稲店
五十嵐

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