みなさんこんにちは。
先週末は台風2号や活動が活発な前線の影響で、全国各地で記録的な大雨となりました。土砂災害警戒情報が発表された地域もあります。
また、5月には能登半島の震度6強の地震をはじめとして、各地で地震の発生が相次ぎました。
日本は災害大国とも呼ばれているほど自然災害が多い国です。皆様、もしものときの備えは十分にされているでしょうか。
もしもの備えとして近年注目されているのが、「防災バッグ」です。
「避難バッグ」や、「防災リュック」等呼び方は様々ですが、皆様どこかで一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
避難生活で必要な食料・水・衛生用品などを詰めた「防災バッグ」をあらかじめ用意しておけば、もしものときに素早く避難行動を開始できます。
今回は最低限準備しておきたい防災バッグの中身を9つ紹介致します。
①水
災害への備えとして、水は一人一日3Lを目安に最低3日分の備蓄が必要と言われていますが、背負って逃げる防災リュックにあまり詰め込みすぎると避難が遅れる原因になります。
避難時に持ち出す防災リュックに入れておきたい飲料水は500mlペットボトル2~3本です。
②非常食
食料品も家庭での備蓄は最低3日分が推奨されていますが、非常持ち出し用の防災リュックに入れるのは2~3食分でいいでしょう。
防災リュックの中身に入れる非常食は、水や火を使わずにそのまま食べられる缶詰パンやビスケットなどがおすすめです。
③現金
災害時は停電でクレジットカードなどキャッシュレス決済が使えなくなる可能性があります。かならず現金を用意しておきましょう。
災害時でも自動販売機が使えることがありますが、一万円札や五千円札が使えないところが多いため現金は千円札と小銭で用意しておきましょう。
④携帯ラジオ
災害で電力供給がストップしてしまった際の情報収集手段として重要になるのがラジオ。
電池式の携帯ラジオだといざ使おうとしたときに電池切れで使えないという可能性もあるため、手回しで充電できるタイプが便利です。ライトやモバイルバッテリーなど付属機能が充実したものがよいでしょう。。
⑤レインコート
災害時は着替えが不足するため、雨の中の避難や作業に備えて雨具の用意も必須です。防災リュックの中に入れる雨具は両手があくレインコートにしましょう。
⑥防災用ホイッスルをすぐ使えるところに用意
避難の途中で身動きが取れなくなってしまった場合など、助けを呼ぶときに役立つのが防災用ホイッスル。大声で叫び続けなくても鋭い音で救援者に居場所を知らせることができ、体力の消耗を防ぐことができます。
⑦着替え
避難時にぬれることなどを想定し、防災リュックには最低1回分の着替えは入れておきたいところです。下着や靴下なども忘れずに準備しましょう。衣類はかさばるため、圧縮袋を使ってコンパクトにして詰めるのがおすすめです。
⑧タオル
タオルは活用の幅が広い優秀な防災グッズ。ぬれたものを拭くだけでなく、畳んで座布団代わりにする、ケガの手当に使う、防寒に役立てるといった使い方もできます。
かさばらない薄手のものを選んで一人一枚は防災リュックに入れておくといいでしょう。
⑨ウエットティッシュ
災害で水が十分手に入らないときに重宝するのがウエットティッシュ。手を拭くだけでなく、身体を拭いたり食器のよごれを拭きとったりと水が足りないときの衛生管理に役立つので防災リュックにはぜひ入れておきたいアイテムです。
以上、準備しておきたい防災バッグの中身を9つご紹介致しました。
今回紹介したのは、あくまで最低限必要なものです。
ほかにも備えておきたいものは人それぞれたくさんあるかと思いますので、
改めてもしもの備えを見直してみてはいかがでしょうか。
岩見沢店
大友