こんにちは札幌中央店の本谷(裕)です。
今日は季節にちなんだお話です。
雪が多く降るとタイヤが空転し脱出できなくなったのでロードサービスを利用したい、と言うご依頼を頂きます。俗に言うスタックです。
しかしながら自動車保険に付帯されているロードサービスは、事故または故障に対してのサービスであり、スタックはそれに当たらず対象外となっております。いつも悔しい思いをする訳ですが、スタックする日は大雪の直後から限られた期間に集中するため専門業者さんも捕まらず、ロードサービスと言えば・・・の会社に電話してもすぐ来てもらうことはできない事が多いようです。
営業で車を運転する私は大小様々、毎年のようにスタックしています。
一人で運転してスタックした時のあの絶望感...味わいたくないものです。
それでも目的に向かって動き出さなくてはいけません。常備したスコップとヘルパーを使って脱出できればラッキーですが、道行く人に手伝ってもらったり、信号待ちの大型のRV車の人に頼み込み引っ張ってもらったりしたこともあります。
脱出後は達成感と手伝ってくれた方への感謝の気持ちでいっぱいになりますよね。
北国あるあるですが、手伝ってくれた方は脱出を共に喜んだのち「缶コーヒーでも」という間もなく去って行きますよね。
だから、私もそんな希望に溢れた喜びのサイクルを作るべく、スタックの車を見ると逆に助けたくなっちゃうので、ひと冬で数回はそんな場面に会うのです。
そこで、雪との格闘の経験==スタックからの脱出==を私なりにまとめてみました。
まずは大前提ですが、やばいと思ったら神頼みでアクセルを踏んでしまう方多いです。
それが脱出を難しくする原因にしてしまうので、まずはひとまず降車し次の行動を取ってみてください。
1.まずはちょっとバックし降車(状況把握に徹してください)
2.できる限り雪を取り除く(あればヘルパーを使う)
3.ハンドルはまっすぐ(車の動力が伝わりやすい)
4.アクセルはじんわり踏む(タイヤが動くか動かないかギリギリ動く位)
このあたりでレベル1だと脱出成功です。
5.歩いている優しい人を見つける
6.ハンドルはまっすぐ(2度言うほど大事)
7.1—4を繰り返す
これでだめなら最終レベルですね
8.車載マットを引く
9.近所をめぐりけん引ロープを貸してもらう
10.信号待ちの重機やトラック、大型のRV車に助けてもらう
裏技
けん引ロープを常備した本谷に電話する。(キーワード「ブログ見た。」と言って下さい。)
ただし、仕事や道路状況、家庭内合意形成の都合上お断りする可能性もありますし。
私の車は来月16歳24万6千キロ走破のヴォクシーなので過剰な期待は避けて下さい。
けん引ロープは3000円位で売っていてずっと使えるので常備しているといいかもしれません。
それでは皆様の無事故をお祈りして、今日のお話でした。
札幌中央店
本谷(裕)